偽物語 下巻
全然予想と違ったなぁ。
「こんな偽物だらけの世界なんて滅んじゃってもいいと思うんだよね、お兄ちゃん」なんて次巻予告見たら、炎の翼をなびかせて町を火の海に変えた月火と暦が対決するような話だと思うじゃんねぇ?
西尾先生はこういうミスディレクションよくやりますケド。というか、ミスディレクションしかしない (*^-^)
その台詞も月火じゃなくて斧乃木ちゃんの台詞だし。しかもとってつけたような。
さておき、火燐との歯磨きプレイとか、月火の浴衣脱がして両手拘束とか、コレなんてエロゲ?って感じでした (*゚▽゚)ノ
「お兄ちゃん、妹のおっぱい触りすぎ!」
なんてうらやましいけしからん。
……いや、実妹の胸を揉むとか、顔面蹴りより有り得ないですけどね。三次元では。
しかし、妹の初ちゅーを二人とも奪うとか、どんな鬼畜兄貴だ、暦。
にしても、レギュラーキャラでまともに出てんの八九寺だけとか、どんだけ。
もう八九寺が名前噛むのと雑談とメタ会話を書きたいだけですよね? ( ̄▽ ̄)
神原はちょこっと出てましたけど、羽川さんは電話だけだし。上巻でも電話だけだったような (^-^;
ひたぎさんは更生したって説明だけだし。
ていうか、姫カットでもツンツンでもヤンデレでもなくなったガハラさんなど価値はない!<貝木か
まぁ、コレはキャラを萌え記号でしか認識しない我々のような人種に対する著者からのアンチテーゼなんでしょうね。
八九寺とのメタ会話でも、髪型や服装を変えるとキャラがわからなくなる、みたいな話してましたし。
でも、ガハラさんがつまらない女になっちゃった(<オイ)とすると、最萌えは徐々にえろ黒い性格を現してきた撫子になるかなぁ。
DSの話した翌日に買って貸したお返しにプールに連れてってもらうとか。
演劇の演技指導って、やっぱり眠り姫とか白雪姫とかなんだろうな (*^.^*)
月火のピーキーさとかヤンデレ気質「ちょっと待ってて。千枚通し買ってくるから」とかもわりと好みではありますが。
さてそろそろ話の本筋に触れましょうか (*^-^)
火燐と馬鹿やって八九寺と馬鹿話して、それで全体の半分って、オイ!って感じですよね。
もうホントにホンキで200%趣味で書いてるなぁ。
月火が怪異に憑かれるんじゃなく、そのもの本人が怪異で偽物だった!とか結構衝撃的な話なはずなんですけどねぇ。
バトルも暦が影縫さんに一方的にフルボッコされるだけだし。
まぁ、それでも「月火は妹だ」と断言できる暦は格好良かったです。
「義理の妹だったら、萌えるじゃねーか!」は笑いましたけど。
いろいろ肩透かしもありましたが、それでもこれだけ笑えたんだから概ね満足でした。
って、最終巻じゃなかったのかよ!
やっぱり人気シリーズは終わらせてもらえないんですかね?
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コメント
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上巻では羽川さん出てましたよー
火燐ちゃんが返り討ちに遭った後の、アララギ家での対策会議?で。
で、帰りに大学受かったら眼球なめさせてもらう約束してたっすよー
投稿: Tak | 2009/06/21 03:08
あぁ、言われてみればそうでした。
曖昧な記憶のみで書いちゃってるから、たまにはこういうこともありますよね (*^-^)
投稿: 神楽 | 2009/06/21 05:35