Phantom ~Requiem for the Phantom~ 10話
過去を取り戻した玲二が、望むものを手に入れる手段として自らの意思で初めて「殺し」を選んだというのは因果なものです。
これは彼が暗殺者としての自分を認めることに他なりません。
エレンと呼びかけられて人形の仮面が剥がれるアイン。
戸惑うような泣き出しそうな表情が激萌えです (*´Д`*)
対照的に、アインに銃を向けられても自らの意志を貫き通そうとする玲二。
再び玲二に「エレン」と呼ばれてはっとするものの、やはり「アイン」と呼ぶサイスの命令を遂行しようとするアイン。
まだまだ人形遣いなしでは動くことができないアインですが、ツヴァイを殺せという命令と殺したくないというかすかな自分の意思との間で揺れ動く様が良く描かれていました。
玲二のファントムモード完全覚醒!
自らの意思で殺すことを選んだことによって「玲二」は「ツヴァイ」を取り込み、それどころか楽しむかのようにサイスを追い詰めていく彼にはやはり殺人者としての素質があったということなのでしょうか。
サイスを撃つ為のただ一発の弾丸はアインの胸を撃ち抜き……絶望する玲二もサイスの凶弾に倒れる。悲劇の幕切れ。
冒頭の「エレン」と呼ばれてアインが微笑む夢と、ラストの現実では笑わなかったアイン、そして「いつか僕が笑わせる」と約束した記憶の対比が良い演出でした。
今回は、葛藤したり息を飲んだりといったあやひーの演技が非常に良かったです。
……平たく言うと「弱々しいアイン萌え」ということになるんですケド (*^.^*)
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